SII DAYFILER 電子辞書 PASORAMAについて
こんにちは、お久しぶりです。
今日は、PASORAMAをMacで利用する方法を書いてみたいと思います。現在、この機能はWindowsでしか利用できないので、Macユーザーはせっかくこの便利な機能の恩恵を享受できません。なんとか利用できないものか、と思い様々な方法(wineなど)を試してきましたが、ほぼ全滅でした。
今回紹介する方法は、正直根本的な解決にはなりませんが、案外便利だったのでメモっておきます。もし実行する際は、自己責任でよろしくお願いします...
解決策: Windowsを利用する!
( ゚д゚)ポカーン
以前、こんな記事を発見しました。
http://d.hatena.ne.jp/syan0/20130407/1365358782
一回試したのですが最近MacのHDDをSSDに変装したので、容量削減のために削除したきり忘れていました。
一時期、IEでの表示の確認の時に利用していたのですが、これ、普通にWindowsでしたし、もしかしたら...と思い試してみました。
使用機種はこちら: DAYFILER DF-X8000
利用するもの:
※VirtualBoxは最新のものを利用してください。
インストールの方法や、起動の方法は他の方が記事にしているようなので、[VirtualBox modern.IE]などで検索してみてください。
■Windowsを起動する前にやっておくこと
1. VirtualBoxの設定
USBでDAYFILERに接続するには、VirtualBoxの設定をしなければなりません。DAYFILERは予めMacに接続しておいてください。 ※この設定をしないと、Windowsを起動した時に辞書との接続を認識してくれないので注意してください。
[設定]タブ -> [ポート]タブ -> [USB] -> [USB2.0(EHCI)コントローラーを有効化]にチェック -> 右に並んだアイコンの2番目をクリック -> Android [9999]を選択 -> [OK]
この時、"追加でインストールが必要です"という旨のメッセージが出てくるかもしれませんが、その場合は従ってください。
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後はWindowsを起動して、PASORAMAをインストール、起動するだけです。Windows起動直後、すぐPASORAMAにアクセスできるよう、PASORAMAのタイル(?)を一番左上に配置しなおしました。
■使いやすくするために設定したこと
1. Inputメソッドの設定(任意)
キーボードの配列がWindowsとは異なるので、入力は若干不便です。私が便利だと感じた設定は以下のとおりです。
コントロールパネル -> [Language] -> [Add a language] -> [Japanese] -> [Add]
日本語IMEでも英語はタイプできるので、私は[English]を削除しました。この設定のほうが、シンプルで使いやすいと思います。
2. VirtualBoxのウインドウの設定
ウィンドウは[フルスクリーンモード]、[シームレスモード]、[スケールモード]から選択できます。
一旦PASORAMAをWindows上で最大化してから、[スケールモード]に切り替えて、ウィンドウを使いやすい大きさに変更してから、PASORAMAを利用しています。
※[シームレスモード]にすると、なぜかウィンドウが消えてしまうので注意してください。
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以上が私が試した方法です。肝心の使い心地ですが、PASORAMAで単語入力から表示まで、若干もたつく印象です。VirtualBoxの設定を変えることで改善されるかもしれませんが、この点に関しては未検証です。
最後に、セイコーがMac用のPASORAMAアプリをリリースしてくれることを期待して終わりたいと思います。
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追加
あくまでもIEでの表示を検証するためのものなので、サイト検証する傍らで利用することをおすすめします。これを期にまたWeb制作、頑張ります。
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では!