今日も晴れ。

AquaQgcがお送りする「日常」の数々。

AirPods Maxファーストインプレッション

個人的な感想です。

 

AirPods Maxが最近手元に届いたため、下記の項目に分けてファーストインプレッションを書いていきたいと思う。 

 

AirPods Max

AirPods Max


装着感

最初に手で持った時は「重い」と感じたが、頭に装着すると手で感じたほどの重みは感じない。ただ、真っ直ぐ前を見て使用する分には良いかもしれないが、前屈みになったりすると重さを感じて疲れるかもしれない。

AirPods Maxを手で持ったイメージ

AirPods Maxを手で持ったイメージ

イヤーカップの部分は、柔らかいクッションのようになっていて装着感は快適。柔らかい糸で立体的に仕上げられたイメージで、頭に圧迫感があまりないのはこのおかげかもしれない。(後述するが、このイヤーカップノイズキャンセリング具合に影響しているかもしれない)冬はいいが、夏は汗などが染み込みやすそうで不安である。

AirPods Maxのイヤークッション

AirPods Maxのイヤークッション

音質

ニュートラルなイメージで、低音から高音までしっかり鳴っているイメージ。特に低音、とりわけドラムやベースのような音に関してはフガフガした感じは無く、引き締まった音圧を感じたのが印象的。楽器ごとに音の粒がよく聞こえ音場も広い。ヘッドフォンの内側だけではなく広く外側でも鳴っているイメージがあり、特にクラシックや吹奏楽曲でその傾向をよく感じた。また上記のジャンルだけでは無く、J-POPやロックの楽曲でも頭の中で鳴っている感覚(頭内定位と言ったりするが)があまりない。コンピュテーショナルオーディオの成果だろうか。


操作感

ボタンが2個しかなくとてもシンプルに操作ができる。デジタルクラウンを回して音量調整。押して再生。長押しでSiriが起動。回している時はカリカリ音が鳴り「デジタルクラウン感」を出しているが、Apple Watchのように実際のフィードバック感覚があってもいいなと思った。重くなってしまうのだろうけれども。ボタンを押してノイズキャンセリングと外音取り込みを切り替える。

AirPods Maxの操作はとてもシンプル

AirPods Maxの操作はとてもシンプル


ノイズキャンセリング

自宅とカフェでどの程度キャンセルされるかを試してみた。自宅の場合、何も再生しない状態でエアコン(風量Maxの状態)や冷蔵庫の音がほぼキャンセルされているのを確認した。音楽を再生していれば、自分が話している声やタイピングしている音さえもあまり聞こえなくなり不思議な感覚になる。少なくともAirPods Proより強力なキャンセルがかかっているのを体感できる。


人やノイズが多いカフェではやり完全なシャットアウトはできていないイメージ。イヤーカップを少し強く押し付けるとよりキャンセル具合が増したため、装着具合がまだ良くないか、このイヤーカップが音を通している可能性はある。仮にイヤーカップをより締め付けの良いものに変えれたとしても、ここは装着感とのトレードオフになりそうだと思った。


外部音取り込み

高音だけAirPods Maxを外した状態より音を収音しているイメージがあった。例えば自宅では、鼻をすする音やタイピングのパチパチ音(M1 MacBook Pro)、マウスのクリック音が、カフェでは金属がぶつかった音や擦れる音が増幅されているように感じた。AirPods Proと比較すると、よりはっきり音を取り込んでいるように感じるが、専用のマイクが多く配置されているためだろうか。

AirPods Maxにはマイクが複数搭載されている

AirPods Maxにはマイクが複数搭載されている

一応、アクセシビリティ機能でオーディオレベルをカスタマイズできるようなので、そちらも試してみたい。

空間オーディオ

AirPods Proと同様に立体感のある音が楽しめるが、ドライバー径が大きいおかげか、より迫力のあるサウンド体験ができる。この機能はApple TVアプリのApple TV+作品で手軽に楽しめるため、ぜひ体験してみてほしい。今後は空間オーディオ対応アプリが増えていってほしい。


充電

iPhoneiPadで充電具合が確認できる。充電状況を本体で確認できれば良いが、AirPods Maxを所有しているのであればiPhoneも持っているでしょう(そちらで見てね)ということなのかも。

AirPods Maxの充電はLightningケーブルで行う

AirPods Maxの充電はLightningケーブルで行う


持ち運びと保管

純正のケースが心許なく、特に頭部のメッシュ部分は何かの拍子に破いてしまいそう。簡単に修理もできないように見える。

AirPods Maxのメッシュ生地はソフトだが丈夫さには欠ける

AirPods Maxのメッシュ生地はソフトだが丈夫さには欠ける

無印でヘッドフォン全体を収納できるキャリングポーチを探しに行ったが、ドンピシャなサイズのものがなかった。安いヘッドフォンではないため、メッシュ部分も保護できる別のケースを用意したいところ。サードパーティ製が出ることに期待。メッシュ部分をプロテクトできるだけでも良いので。

購入できていないが、下記のようなキャリングケースはすでに登場している模様。AirPods Max用のキャリングケースはまだ多く出回っていないようだが、これからどんどん登場してくると予想している。

 

 

もし室内でのみ使用する場合は、このようなスタンドを使用しても良いかもしれない。


結露問題

Redditに寄せられていた結露問題。

AirPods Max Water Condensation from r/airpods

まだ数日しか使用していないが、金属部分は確かに熱の関係で水滴がつくかもしれない。これは素材的な問題で、金属を使用した製品全般に言えるのではないだろうか。よっぽど大きな温度差がなければそこまで心配しなくて良さそうだが、室温によっては気にする必要があるかもしれない。

 

以上、AirPods Maxに関するファーストインプレッションでした。値段的に安い買い物ではありませんでしたが、音も良く機能的にも満足のいくヘッドホンを手に入れることができました。