今日も晴れ。

AquaQgcがお送りする「日常」の数々。

Pure Dataという言語

こんにちは、ご無沙汰です。

今日はあまりメジャーな言語じゃないけれど、音や映像に強いといわれる"Pure Data"について書いてみたいと思います。

 

 

まず、Pure Data (以降Pd) ってなに?IBMのなんちゃら?って方に

デスクトップミュージックとマルチメディア作成用のビジュアルプログラミング言語である。

from Pure Data - Wikipedia

クロスプラットフォームなので WindowsをはじめMacLinuxでも動かすことができます。 英語のドキュメントのほうが圧倒的に多く、日本語のそれが極端に少ないので文献を探すにも若干の苦労はあるのですが、視覚的にプログラムを書けるというのは大きなアドバンテージだと思います。

 

プログラムのスタイルとして、

1. オブジェクトを探す

2. 引数を与える

3. 繋げていく

の繰り返しです。プログラムをキーボードを書いていくより、マウスでオブジェクト同士を繋げていく、というイメージ。コードだとどうしてもこんがらがってしまう...という人にはオススメです。 (私もその一人です)

 

GEM という画像処理パッケージが利用でき、OpenGLの機能にアクセスできるようになっています。またPd内でコマンドも叩けるので、例えばJulius (音声認識エンジン) と連携させて音声インターフェースを作ったり、やり方次第で様々な連携がとれます。

 

Pdはフリーウェアなので、

Pure Data — PD Community Site

から簡単にインストールできます。

 

ここでオススメの本を紹介しておきます。

日本語で書かれた本の中ではバイブルといっても過言ではないと本だと思います。

各チャプターでは例を示しながら実際にプログラミングできるよう構成されています。

信号処理に興味を持っている方もオススメです。巻末には各オブジェクトの使用方法についてまとめられており、リファレンスとしても使用できます。

私自身、大学の音響実験で使用するプログラムはこの本を参考にして作成しました。

 

Pure Data -チュートリアル&リファレンス-

Pure Data -チュートリアル&リファレンス-

 

 

バンドをやっている人や、音をバリバリいじってみたいという人にオススメです。

Pdを使ったエフェクターやエコーなど、音が好きなひとの興味をそそる内容が盛りだくさんです。

 

Pd Recipe Book -Pure Dataではじめるサウンドプログラミング(単行本)

Pd Recipe Book -Pure Dataではじめるサウンドプログラミング(単行本)

 

  

この記事がPdに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。

では〜